周産期メンタルヘルスプロフェッショナル研修

国内初!待望の動画教材 配信開始

周産期メンタルヘルスプロフェッショナル研修

ねらい

周産期は多くの女性にとって望ましい時期である一方、さまざまなストレスを感じる時期でもあります。この時期のストレスは母体に心理的不調をきたすだけでなく、産後の育児や夫婦・家族関係にも様々な影響を与えます。
周産期という大事な時期に関わるスタッフの皆さんは、難しい相談を直接受けたり、対応に困る状況に遭遇することも少なくないのではないでしょうか。
我々スタッフが周産期のプロとして自信を持って接することで、不安を抱える女性達に安心と信頼を与えることができるよう、周産期メンタルヘルスの正常~病理を基礎から正しく学び、また、「誰」と「何」ができるのか、連携の知識を広く習得することはとても大切です。

また「援助技法」は、メンタル疾患の有無に関わらず、日々の臨床のあらゆる場面で生かすのことのできる大事なスキルです。この機会にしっかりと学習し、研鑽を重ねていくことは、職業人生を通じて一生涯役に立つでしょう。

赤ちゃんを抱く女性の写真

5つの特徴

精神科医・産婦人科医・看護師・助産師・心理師などの北村メンタルヘルス研究所スタッフが「現場で役立つ」を一番に考え、一丸となって作成した動画講義です。

1.体系化されたコンテンツ

精神医学的な基本知識から、一貫性のある体系化されたコンテンツとよりよい連携のためのエッセンスをお伝えします。

2.明日からの臨床に役立つ

看護職者やその他の医療スタッフがすぐに臨床で使えるよう、基本的な精神医学知識だけでなく、実際に多くみられる事例や支援介入技法などを豊富に盛り込んでいます。

3.研修修了証発行あり

受講を修了された方には修了証をお届けしています

4.幅広い支援介入メソッド

個別面接の技法は基礎から応用まで、実際の場面を見ながら解説し、幅広い支援介入のスキルを紹介します。多職種連携では事例に沿って、どこでだれが何をするかがわかるよう構成されています。

5.隙間時間で勉強できる

コースは各8講座、1つあたり約15分で視聴出来るため、通勤の合間や休憩時間などを利用し、スマホで学習することも可能です。

内容

コース 初級編 中級編 上級編
評価技法コース 8巻 8巻 8巻
援助技法コース 8巻 8巻 8巻
多職種連携技法コース 8巻 8巻 8巻

<初級編> 購入はこちら

これから周産期メンタルヘルスをはじめる初学者にもわかりやすいよう、基礎から丁寧に解説した入門編。

①評価技法コース 周産期におこりうる疾患・問題の評価法を学びます
(各巻12~15分)
  • 1巻 周産期におけるメンタルヘルス評価の重要性
  • 2巻 周産期精神疾患の疫学
  • 3巻 周産期の気分障害
  • 4巻 周産期の不安を中心とした障害
  • 5巻 周産期の精神病性障害
  • 6巻 児童虐待と配偶者暴力
  • 7巻 周産期ボンディングとその障害
  • 8巻 周産期の悲哀

評価技法コース

②援助技法コース 具体的な援助技法を基礎から学びます
(各巻12~15分)
  • 1巻 援助技法の基礎:面接の準備
  • 2巻 援助技法の基礎:面接の基本
  • 3巻 援助技法の基礎:基本的共感と葛藤の共感
  • 4巻 援助技法の基礎:プローブと面接の深化
  • 5巻 援助技法の事例(1)
  • 6巻 援助技法の事例(2)
  • 7巻 援助技法の事例(3)
  • 8巻 回復のメカニズム

援助技法コース

③多職種連携コース 多職種連携の重要性と実際に起こりうる問題を学びます。
(各巻12~15分)
  • 1巻 精神科医療における多職種
  • 2巻 他科との連携
  • 3巻 周産期メンタルヘルスと子育て支援サービス前編
  • 4巻 周産期メンタルヘルスと子育て支援サービス後編
  • 5巻 メンタルヘルスと法律
  • 6巻 周産期メンタルヘルスと精神保健福祉法
  • 7巻 児童福祉法と児童虐待防止法
  • 8巻 医療における生命倫理

他職種連携コース

<中級編> 購入はこちら

初級編を修了したかた向けのコンテンツです。

①評価技法コース 初級編を修了したかた向けのコンテンツです。
(各巻12~15分)
  • 1巻 心理症状の捉え方(1)
  • 2巻 心理症状の捉え方(2)
  • 3巻 心理メカニズムの理解(1)ストレスと対処行動
  • 4巻 心理メカニズムの理解(2)ソーシャルサポート
  • 5巻 心理メカニズムの理解(3)認知パターン
  • 6巻 心理メカニズムの理解(4)成人のアタッチメントと夫婦適応
  • 7巻 ボンディング障害の構造と評価技法
  • 8巻 児童虐待と配偶者間暴力の評価

評価技法コース

②援助技法コース 初級編を修了したかた向けのコンテンツです。
(各巻12~15分)
  • 1巻 面接の開始
  • 2巻 援助技法の事例(1)
  • 3巻 援助技法の事例(2)
  • 4巻 援助技法の事例(3)
  • 5巻 質問から基本的共感へ
  • 6巻 面接全体の枠組み
  • 7巻 クライエントの尊重とさまざまな問題
  • 8巻 周産期メンタルヘルスの生物学的療法

援助技法コース

③多職種連携コース 初級編を修了したかた向けのコンテンツです。
(各巻12~25分)
  • 1巻 急性精神病性障害事例の連携
  • 2巻 診療所・病院・行政・助産院・保育園の連携(1)
  • 3巻 診療所・病院・行政・助産院・保育園の連携(2)
  • 4巻 精神科受診の勧め方(1)調査票の功罪
  • 5巻 精神科受診の勧め方(2)正しいEPDSの使い方
  • 6巻 養子縁組斡旋団体への相談 実践編
  • 7巻 医療における生命倫理(1)
  • 8巻 医療における生命倫理(2)

多職種連携コース

〈上級編〉購入はこちら

中級編を修了したかた向けのコンテンツです。

① 評価技法コース
(各巻 12~15 分)
  • 1巻 DAMBO 面接の導入から胎児ボンディングまで
  • 2巻 DAMBO 出産への態度・育児と産後の環境・パートナーとの関係・人生の目的
  • 3巻 DAMBO ソーシャルサポートからストレスとパーソナリティまで
  • 4巻 DAMBO 被養育体験と生活史
  • 5巻 DAMBO 不安障害の診断
  • 6巻 DAMBO 気分障害と希死念慮の診断
  • 7巻 DAMBO トラウマ症状・摂食障害・物質関連障害の診断
  • 8巻 母児次元評価面接妊娠期初回用の使用方法

② 援助技法コース
  • 1巻 配偶者への対応
  • 2巻 保健師の介入(1)
  • 3巻 保健師の介入(2)
  • 4巻 保健師の介入(3)
  • 5巻 保健師の介入(4)
  • 6巻 希死念慮への対応(1)
  • 7巻 希死念慮への対応(2)
  • 8巻 希死念慮への対応(3)

③ 多職種連携技法コース
  • 1巻 多職種連携の基本:だれが責任をもつか
  • 2巻 行政機関との連携(1)
  • 3巻 行政機関との連携(2)
  • 4巻 重症事例の精神科への受診や入院の勧め方
  • 5巻 医療における生命倫理(1)
  • 6巻 医療における生命倫理(2)
  • 7巻 医療における生命倫理(3)
  • 8巻 医療における生命倫理(4)

受講生の言葉

【対談】 
山本 智美 (社会福祉法人聖母会 聖母病院 看護部長)
小川 朋子 (社会福祉法人聖母会 聖母病院 教育師長 新生児室師長)
山岸 由紀子 (ゆきこ助産院 院長、北村メンタルヘルス研究所 客員研究員)

赤ちゃんを見守る女性の写真

顧問委員会

製作に関しては顧問委員会の指導を受けています

岡野禎治 (三重大学) 精神医学
尾崎紀夫 (名古屋大学大学院) 精神医学
木下勝之 (日本産婦人科医会,成城木下病院) 産婦人科学
鈴木利人 (順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学分野) 周産期メンタルヘルス
高橋真理 (順天堂大学大学院) 母性看護学
竹田省 (順天堂大学大学院医学研究科) 産婦人科学
田中朋弘 (熊本大学大学院人文社会科学研究部) 倫理学
水野雅文 (東邦大学医学部) 精神医学
吉田敬子(医療法人風のすずらん会メンタルクリニックあいりす) 精神医学